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修理シリーズ:フォード・バン「ブレーキスッポ抜けて信号無視交差点突っ切る事件」


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冬が本格化する前に、フォードバンのオイル交換をしました。





今回はオイル・フィルターも交換で、注入オイル量はトータル5.67リットル。
5800ccのガソリン・エンジンなのでそれなりの量です。




このバン、実は外観のボロさと裏腹に素晴らしく快適なドライブを楽しめる車なんです。
数少ない乗った事のある人はご存知ですよね!?






さかのぼった話になりますが、タイトルの「ブレーキスッポ抜けて信号無視交差点突っ切る事件」


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コノ時です。








…後の修理の事を記しておこうと思います。









原因は昨年12月に起きた同様、ブレーキ・ラインの錆による破裂、ブレーキ・フルード漏れです。







前回はリヤ側で破裂した箇所のラインだけを交換しましたが、今回はフロント側のラインが錆(腐食)によって破裂しました。


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錆びるっていうのは、こんな感じであります。






”車は消耗品。”








錆の原因は融雪剤である塩が大きな要因。ブログには幾度も書いていますが冬の間、氷点下以上気温が上昇しないインディアナポリス市内は、道路に融雪剤を大量散布します。





外の水道は凍りついて使用できないため、車両下回りの洗浄はできません。で、金属むき出しの部分から徐々に酸化していきます。(塗装も酸化してやがては剥がれ、錆びていきます。)





自動車は毎日使用する必需品、乗りっぱなしになります。成れの果てとしてこういう事態に陥る訳です。使用の激しいインディアナならではの出来事ですが、








車は長持ちしません。








鉄と塩水、相性が悪すぎる。







趣味で車をお持ちの方には到底受け入れられない事実ですが、そういう方(車)はガレージに保管し、融雪剤の撒かれている期間は乗りません。普段用に別のアシを所有して乗っていらっしゃいます。←アメ車の需要がここにもあります。ただ、もしかして車体部分の鉄の含有率が高いのかなぁ…? 

「クルマ離れ」とか言われているけれど、使ってるだけでダメになっていくものに大金(エナジー)を注ぐ気は、貴方には起きますか…? (注:一応言っときますが僕は車もドライブも大好きですよ!)








さて、前回と違ってあまりにも恐ろしい体験をしたため、今回はサビの酷いラインを全て修理してしまう事にしました。







この修理を自動車修理工場に出すと、$が$$$では収まりません(笑)。








即ち「車買い換えたら?」








となってしまう訳で、これはこれで楽な解決のようで実は面倒。KFRのセルフ・サービス決定と相成りました。





マスターシリンダーから2本のスチール・ラインがABSユニットへつながり、そこからスチール・ラインが前後左右へ分岐してゆきます(詳細省略)。ホイール・ハウスの内側すぐの部分まではスチール製です。目に見える車輪部分からはゴム・ホースしか見えませんが、この部分はステアリング操作で向きが変わったり、サスペンションで上下に動くので可動に対応するためゴム製のホースという訳です。




画像で一気にいきます。



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ブレーキ・ラインをロールで購入。(前回の残り物使ってますけれど。)
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パイプカッターで適度の長さに切断。
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原型に沿ってパイプ・ベンダーで曲げていきます。ベンダーといっても結局手曲げです。
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ABSユニットからリヤ側へ伸びる最も長いラインもそっくり引き直しました。
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フレアツールキットでパイプの端を処理します。
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こんな感じ。
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ネジを閉め込むと端が潰れてフルード・ラインがシールされる構造です。
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ABSユニット側へラインをつなぐ。(マスターシリンダー側)
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今回はついでに液漏れ怪しいリヤ側ドラムのブレーキ・シリンダーを交換しました。スチールブレーキ・ラインの接続先です。
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怪しいというか、漏れてると思います。
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外したシリンダーと新品。ていうかコレ、左右反対で付かないじゃないか!
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幾度も世話になっているパーツ屋さんに行って部品交換のつもりが、バラしたついでに反対側も買って結局両側交換する事に。イキオイ以外何ものでもない。ま万全です。
このバンのパーツは大抵在庫があって便利です。
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シリンダーを交換して元どおり組み直したの図。反対側も同様に行います。
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マスター(シリンダー)からABSユニットまでのライン。以外と取り回しがキツイ作業スペース。
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リヤ側の交換部分。継手右側からは昨年済ませた箇所。
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ABSユニットへの接続。オーダーを間違えないようにかネジのサイズが全て異なるデザイン。毎回サイズ違うネジ買いにパーツ屋へ走ったよ(笑)!(リヤブレーキ側)
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全てのラインをつないでフルード注入後、ブレーキのエア抜き作業。新兵器の電動ポンプで吸い出す。素晴らしい活躍!
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もうひとつハンド・ツールで大活躍したのがこれ、フレアナット・レンチ。錆び付いたネジ外す時は迷う事なくノコギリでラインごとぶった切ってソケット噛ませましたけど。







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完了後のテスト走行も無事完了。特段ブレーキの効きに変化はないけれどもキッチリ制動してくれます。これで夕飯を美味しく食べられるというものだっ!









直した時点からまた錆び始まる訳だけれども、もう少しの間ガンバッテ走ッテクレー!





今年もあっという間に師走ですね。皆さんも用心の上、健康無事故でお過ごし下さい。

コメント

日本とは事情が違う世界なんだねー。
お国柄を想像すると、クルマ屋さんに修理依頼するよりも、自分でやったほうが、クオリティも高そうな気がししてしまう、、

  • 2016/12/08(木) 04:41:37 |
  • URL |
  • たつ #yPp84KQQ
  • [ 編集 ]

Re: Re: タイトルなし

修理作業の最低品質は日本とは異なります。あまりにもピンキリです。
金額が安いほど質が下がると考えるのは基本ですが、必ずしもそうとも限りません。

  • 2016/12/14(水) 05:59:44 |
  • URL |
  • Koji Furuhashi #-
  • [ 編集 ]

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