ft ダートトラック通信

二輪、四輪の文化、生活、ダートトラックの情報をアメリカ・インディアナ州インディアナポリスから発信。

FTW モディファイ




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継続テスト中のFTW。今回はガレージに眠っていたミクニTMRキャブを装着することにしました。








このキャブはなぜか北米で販売がないそうです。サイズは28mm。昨年のハーフマイルを考慮すると34mm口径を装着したいところですが、それならばヨシムラ製の云々を…と、求め出すとキリがありません。まずは低予算で仕上げるために「手元にあるものでできる限り行う。」の原則に従います。





で早速作業を始めたのはよいのですが、なんとエアクリーナの装着ができない!?


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ヨシムラ・ジャパンのサイトより参考画像


手持ちのTMRをヨシムラ・ジャパンのスロットル・ワイヤホルダーに交換してインテークマニフォールドを上下逆さまにすると装着できるとの事でやってみたら確かに付くものの、エアクリーナー側インテークブーツがRショックの真正面にきてしまい、全くスペースがありません。このバイクのTMRユーザーが皆ファンネルを使っているのはそういった理由だったんですね。
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スタンダード。


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アップサイドダウン・マウント。


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キャブ仮付けしてみた図。純正ラバーブーツは内径が合わず装着不可。仮に内径が合っていてもRショックとの間に十分なクリアランスが確保できません。





エア・クリーナー無しでダートを走るのは、砂嵐の中をマスク無しでマラソンをする位ムチャな話です。エンジンの健康を害してしまいます。








という訳でエアクリーナーを装着する事にします。(⚠️以下、一般にお奨めできるものではありません。自分は素人だと思う方は真似をしない方がよいでしょう。)









最初はあれこれ最も簡単に付く方法を試みますが、どれも芳しくありません。次にインテーク・マニフォールドをデザインして対処しようと試作もしてみましたが、振動、熱対策等のための寸法がとれず違う方法をさがす事に。


地道にというのも変ですが、フレーム、スロットルワイヤホルダーを少しづつ削って、スペースを割きました。(←今までの自分のルールにはない手法でしたがこれをあえて破り、今後は必要とあればやっていきます。)


インテーク・マニフォールドはスタンダード・マウントのまま装着する事にします。


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次にスピゴットの全長を詰めました。これは元々長さに余裕があったので難しくありません。キャブレターがシリンダー側に寄る事でさらに装着スペースが取れます。ダートトラックに有用な高回転での伸びにも期待します。


次に製作したのは、インテークブーツ部分。ゴムで作っていられないのでアルミで製作します。

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↑これは既に切り始めてしまったもの。

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アルミのマンドレル・チューブを加工し、厚みの異なる取り付け部はアルミのシートメタルを丸めて溶接しました。シートメタルはチューブよりも肉厚があります。(どちらも6061)


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金鋸、ヤスリで合いを整えて仮装着。




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Rショック・スプリングはこうして避けました。多分レース車両でしか見る事のないクリアランスだと思います。


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アイドル・アジャスト・スクリューもRショック・スプリングに干渉するため画像左の物を加工して装着。


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で付いたはいいですが、K&Nフィルターを装着してみると本体が車体からはみ出しています。「これはこれで格好いいかな」などと思ってみるも、このままではサイド・カバーが付きません。


ひとまずサイド・カバーは装着できる状態で完成させたいとの思いから、チューブ部分を逆カーブさせました。

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溶接跡を削り落として綺麗に仕上げるかどうか…。大して目立つ部分でもないのでひとまずはこのままでいきます。


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これで完了。




ブリーザー・ホースはLowe's(ホームセンター)で切り売りしてもらいました。K&Nフィルターは選んだものではなくたまたまコレだっただけです。


ジェットは当初より少し絞ったものを選択、極低回転以外は良さそうです。エンジンは回るのでひとまずこれで走らせます。(何もせず仮付けの時に回したエンジン音はこちら。



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エアクリーナ・ボックスを外してしまったため、CDIや配線を収める場所がなくなってしまいました。このためのスペースをアルミ・パネルで製作します。採寸して型紙で型を作り、シート・メタルから製作しました。




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フィットも完璧です。




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残してある配線コネクターはまだありますが、今回新たに不要な配線を取り除いてスムースにしました。




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モディファイ完了です。




レースでの走行インプレッションについてはまた後日。




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