ft ダートトラック通信

二輪、四輪の文化、生活、ダートトラックの情報をアメリカ・インディアナ州インディアナポリスから発信。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

常に自分の限界を試しているのか、試されているのか。

f1one.jpg
ダラーラ・シャシー、ジャッド3.5LエンジンのF1。



この日も日課の仕事を終えて”別の仕事場”へ向かった。そしたら置いてあったクルマがこれだった。







地上最速のクルマと言われる、F1。(※インディ・カーも速いけど。)




f1two.jpg
1991年製、当時のドライバーはJ.J.レトー。



なんでこんなシロモノが今このガレージにいるのかさっぱり分からないでいたけれど、インディでヴィンテージ・フォーミュラという、レギュレーションも当時のままのレースが行われる事だけ後で知った。

パワステなし、ギアシフトも右手で行うHパターン、ステアリング上に調整機能も何もついてない。アームも金属製。まさにドライバーの手腕でクルマを速く走らせていた時代のシロモノ。

f1three.jpg
ジャッキで上げて作業中でも、マシン、ドライバー着座位置共にこの低さ。


男なら誰しも憧れるF1、なぜか最先端のモデルよりも自分の内面を奮わせるものがあった。1991年当時、世界一・最速を目指して生まれた、妥協のないデザインで構成されたクルマ。あのF1が自分の目の前にある。「戦い抜いてきたクルマ」から醸し出される雰囲気ははっきり「別物」とわかる。


ドライバーはイタリア人、メカニックはベルギー人、今回はこのレースのためだけにアメリカに来たそうで、なまりの溢れる英会話以外にフランス語(←さっぱりわからん。)も飛び交う。イギリス人と日本人が加わってユニークな国際色溢れるチームワーク。文化の違いは時に面白い。



ミシェル:「オートバイでダートトラック・レースやるのか。あはは、クレージーね。」



KFR:「このクルマ乗ってるアンタがそんな事いうのかい?ははは。」




ミシェルはクルマのドライバー兼オーナーとしてこれを走らせている。F1カーのレースだから豪華絢爛、余裕のレース道楽人生かなと思いきや、誰かさんと同じでハングリーそのものだった。



目の前にあるものがあるものだけに、自分も夢中になって修理を手伝った。当時のF1メカニックに思いを馳せちゃったりもした。このクルマに触れるのは当時だろうが今だろうが光栄なことで、体は自然と動いた。



部品構成は全て一品モノというか、量産しているパーツなんかないから、大した交換部品を期待はできない。修理も気を使う。溶接作業を終えて組み直し、彼らは「これでまた走れる。」と喜んでモーター・スピードウェイへ明日の準備に戻って行った。『ぜひWPCトリートメントSEVを使ってみて頂きたい。』とサックリ営業はさせて頂いた。



この日はこれで終了してしまった。人、夢を託したクルマに出会えた事は自分を元気にしてくれた。渡米当初の自分を思い出した。彼らは’91年当時には「選ばれた人間」でなかったが、自力でF1ドライバーとなり、F1メカニックになった。全て自分でマネージメントしただけの事。




自動車が世界中の人々の夢(そして現実)であり続ける為に、モータースポーツは大切です。








 地上最速の乗物と言われるけれど、ガレージから引っ張り出してトレーラーに積むのは大仕事だった(笑)。500kgだかそこらの車重だと思ったけれど、とにかく車高が低く、ハンドル切れ角がない。
f1four.jpg





後日連絡があって、「勝った。」と、ヘロヘロの体に癒しの吉報。




また。






----------------------------------------------

ヤマハ TW200/225&セロー用 KFRオリジナル・エキゾーストビッグバルブ発売中


アメリカン・ダートトラック体験プログラム紹介
アメリカン・ダートトラック体験プログラム参加者募集

コメント

すげ〜

すげ〜です。
ワクワク感が、伝わってくるね!

  • 2014/07/07(月) 23:30:15 |
  • URL |
  • tatsu #yPp84KQQ
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://furuhashiracing.blog.fc2.com/tb.php/581-b566715d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。