ft ダートトラック通信

二輪、四輪の文化、生活、ダートトラックの情報をアメリカ・インディアナ州インディアナポリスから発信。

7/27 ミッドアメリカ・スピードウェイ

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最高気温26度、最低気温15度という、記録的な冷夏を迎えています。









KFR監督・広報編:

駒崎マサヒロ君はダートトラック経験者という事もあり、今回は諸事情により古橋孝仁が以前レースに使用していたマシンに乗ってもらいました。


ミッドアメリカ・スピードウェイ 7/27

エントリークラス:
・80-160cc XR100
・450cc YZ450F


80-160ccクラスに関しては、とにかくレース環境に慣れてもらう事を主に狙いました。
450ccに関してはマシン体験をメインです。


このダブル・エントリーがとてもよいコンビネーションだったと思います。結果は速報の通りですが彼にとってレース結果は二の次であり、とにかく「こんな流れなんだ。」という経験を積む事ができたようです。私にとっても彼のレベルがわからないまま走らせた訳ですから、それが見れた事、完走してくれた事をよしとしています。そもそも「体験プログラム」を謳っているのですから、順位というのはオマケではあります。


とはいえ、オートバイ・レースを走る人間がひとたびバイクに跨がればそれはもう刀を抜いたサムライ。彼は素晴らしい戦いぶりを魅せてくれました。
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CRF150Rとの激戦。

レースの間、ストレートでひゅーんと離されながらもターンでは前に出る展開。これを始めから終わりまで続け、ヒートレースは2位フィニッシュでした。最後まであきらめず果敢に前に出ていこうとする姿はアメリカンの拍手喝采を浴びました。マシン、排気量、レース格式では計れない、レースを見る事の醍醐味がこんなところにあったんです!面白かった〜!


本人談:「マシンがレース直前におかしくなって、アクセルを一旦戻してしまうと(再び開けても)回転が上がってくるまでにロスが生じて遅れてしまう。だからアクセルを戻さないようにして走った。」


走ってのけたんだから上等です。決勝も同様の展開となりましたが、ここではKLX125が登場し、三つ巴のバトルとなりました。さすがにエンジン・パワーに勝る2台をスタートで前に出してしまうと、コーナーリングのアドバンテージを発揮する事も難しく3位でのフィニッシュ。


本人:「狭いグルーヴになっている(ターンの)中で直前に2台がいると自分の速く走れるラインを保てない。立ち上がり速度が乗せられず、結果ストレートで余計離されてしまう。キツかった。」



なんだかもう一丁前のレース・コメントに聞こえますが、彼はイニシャルDの藤原タクミ君よろしく素直に言っているのであり、実にその通りでした。ミッドアメリカスピードウェイの難しさを表しています。


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450ccクラス

以下、彼のコメントです。

ヒートレース:「何がなんだか分からないうちに終ってしまった。450ccマシンはパワーがスゴい。」

決勝;「少し慣れたけれどもまだまだきちんと扱えない。自分がマシンを向き合う事で精一杯でレースがどうこうという感じじゃなかった。」


初めて乗る450ccマシンは決して優しいものではなかったと思います。最もレベルの拮抗している激戦クラスでまともにバトルをするまでには、相当の経験が必要であり、それを知ったところでしょう。誰しも「最初のステップ」があり、まさに彼はその一歩を踏みだしたところだと思います。







メカニック編:

ホンダXR100に関しては、完全にストックなので何を心配するでもなく、マサヒロ君が訪米してから本人と点検、整備をし直し、レースに備えておきました。直前で、そして本番で調子を崩してしまいましたが、問題は解決されています。ミッドアメリカでは4速、5速全開で走るため、排気量に勝り更に前後にマキシス17インチを履くライバルはあまりに手強かったですね。


ヤマハのマシンは古橋がもうリタイアさせていたマシンだったので全て分解し、プラスチック・ボックスに入れて保管しておいたものでした。

アテにしていたマシンが間に合わない事がわかり、急遽エンジンの分解清掃を行い、組み立て始めたのが訪米一週間前。
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この時点ではまだ真夏日の気温で、外にいる方がガレージより涼しかったです。

そんなこんな組み上げて再始動させたのがレース当日。古橋孝仁が染み付いてしまったマシンであり、正直このような年式の改造車よりも、新しい年式のストック・マシンを都合してあげたいものです。なんであれビギナーにとって改造車は難しい点があります。



今回450ccクラスのヒートレースのみ動画を撮りましたので、こちらに紹介します。彼にとって本当に初の450ccマシンでのレースです。当の本人からすれば決して見たいものではないでしょうが、ここがつまり彼のひとつのスタート地点であり、これからを示すものです。


レース中、私はあくまで彼の意志に沿いマシンをアジャスト、チューニングしました。彼自身が納得のいく走りをしたり、学びを得るために大切な事であると思っているからです。


今回のレースでやり切らなかった事を次回のレースまでに詰めておこうと相談しています。




後に修正・加筆をするかもしれませんが、ひとまずここまで。




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