ft ダートトラック通信

二輪、四輪の文化、生活、ダートトラックの情報をアメリカ・インディアナ州インディアナポリスから発信。

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ダートトラックの事。アメリカで思う事。今後、未来の事。

IMG_4964.jpg
本当によくデザインされたフレームです。皆さんはどこまでをどういう風に考えて作られているか、いくつ挙げられますか?










ダートトラックの事。




しばらくお時間を頂戴しました。そんなこんなイロイロで、そろそろ自分の区切りとその先が見えてきたので仕上げにかかりたいと思います。で、できるなりの自分の理想を追求させてもらう事にしました。2拍手も頂戴したので、御期待に応えるべく喜々として取り組んでおります。


ncmotor.jpg
ジグ上のエンジン。




仕事、私生活でのハードルにくわえ、アテにしていたビルダーさんが昇天しちゃったり大忙しのモンゼン払いだったりで、額に手を当てていたんですが、やっぱり奇跡を信じると見つかるんですね(笑)。というより、スキモノ同士というのはお互い吸引力が作用して、どうにか巡り会うんでしょうか。

甲斐あって本当に素晴らしい技術と、とんでもないキャリアをお持ちのビルダーさんに出会う事ができました。私はマシンのイメージを持っていますが、彼のように数値化するまでの技術に至りません。今回お互いの力を合わせる事により、この世にたった一台だけの最高のオートバイが生まれます。イメージをついにカタチにできる..転がりながらやっとここまできた。




ncwork.jpg
こんな感じ? いや、そんな感じ? の相談中。



自分で実際にデザインを手がけるという段階に来て、「当たり前である箇所にどれだけの配慮がなされているか。」実感しています。


・市販車として考えなくてよい。
・1/2マイルとマイル・トラック走のみで、一般道路を普通に走る性能は考慮しなくてよい。


この大きなふたつの制約から解かれる事が、どれだけ創作の自由度を拡げてくれることか。


とはいえ、テキトウに好き勝手作れる訳ではありません。デザイン上の制約はやはり生じますし、AMAプロ・レーシングのルールがあります。そこは少しトリッキーなんですね。私はデザイン中でも結局ライディング、マシンの動きそのものが頭に浮かんできてしまうので、それはもう起きていても寝ていても、息をしている最中は、このマシンが頭から離れません。ビルダーさんと相談はしながらも最後はインスピレーション、勘で決定します。(但しそこを基準としたダートトラックなりの調整幅を持たせます。目をつむったままマトの照準を定めている訳ではありません。)


エンジン・デザインは決まっていますのでそこは作り手さんを尊重しつつ、フルハシが「ダートトラック・テイストにしたらこうなった。」という風になるでしょう。エリック・ビューエル氏、ジョン・ブリッテン氏の事を考える時間が増えました。今回の”ラスト・ブレッツ”はアメリカン・ダート・トラック界への提案になればいいです。





アメリカで思う事。




通訳の仕事で多くの人に接しながら思う事は、「人とのコミュニケーションって言語じゃないな」という事。



そのココロはつまり「理解し合おう、理解し合いたい。」とする気持ちや姿勢。


これが欠如するというのは何語で喋ろうと、例え同じ言語を使っての会話であろうと、コミュニケーションが取れているとは程遠い。




逆にいえば、この気持ちさえあればなんとかなると思うんですよ。私はそうしてきました。








「英語がわからない。」とか「日本語がわからない。」とかね、関係ないですよ。

自分のウデの悪さを棚に上げてヒドい、いい訳がましいですね。私もそんなレベルなんですよ(笑)。




文化の違いって確かに大きいです。右側通行と左側通行がお互い「そんなの当たり前だろが。」なんて思って真っ正面から向き合ったら正面衝突です。相対速度で衝突ですから等速で走ってぶつかったとして二倍ですよ。正義を主張したってうまくいく訳がないじゃないですか。戦争が起きる、人間同士殺し合う事が正当化されてしまう位の衝撃ですよ。




できる事なら、人に接するという事はそういう事の端的なアプローチだと思ってもらいたい。





(上下関係など)社会人としての態度を優先し、人間同士としてのコミュニケーションを疎かにするというのは油断であり、甘えと言ってもいいかもしれない程、危険です。常識とかいう枠で計る必要はありません。


僕が「メルティング・ポット」アメリカまで来てようやく学んでいるとても大切に思う姿勢であり、読んでくれている皆さんとシェアしておきたい。





ダートトラックってスゴいんです。言葉は通じなくともグルグルするだけで世界中のライダーをつなげてしまうんですから。左回りの一方通行でいいんですよ、これが世界共通のルール。(左周りだけだから)正面衝突しないでしょ(笑)。






今後、未来の事。 「いつ完成するんですかガウディさん?」






早く作り上げてGNC走りたいのは勿論なんですが、なかなかそうは運ばない。


今取り組んでいるフレーム、スイング・アームの他に、

・ホイール
・FフォークとRショック
・タンク
・シート
・エキゾースト・パイプ
・ラジエーター
・エレクトリック・システム
・エンジン・チューンアップ
・Rブレーキ・システム

ざっと挙げましたが、買ってきてネジで取り付ければそれで済むような項目はひとつもありません。各項目ごとに課題が待っています。




このエンジンがどれほどのレーシング・パフォーマンスを発揮するのか「さっさと見たい」方は、ぜひ力を貸してください。ハイパフォーマンス・パーツも全て1からオーダーメイドでのスタートとなるので企業秘密満載、本当に多くの力を必要とします。


ブログもネタが続かない可能性、大幅アップでございます。そもそも..言うなればレース車両開発のハナシなので、ネット上でさっさか公開できるような事ではありません。タテマエだらけになってしまうブログは自分が書いてて続かないと思うので、結局のところやっぱりマイペースですね(笑)。デジタルの世界とどう付き合っていくか思うところ色々あって、今のところスローダウンになりそうです。FBはちょっと。



さて、ハーレーXR750が90馬力オーバーの出力を発生していると言われています。基本的に目標はここです。ただ排気量の兼ね合いがあるので、669cc、50馬力そこそこのモーターをどこまで対等に持っていけるかは、やってみるしかありません。

とはいえ、出力値だけを追いかけてもこの競技では使い物になりません。ピークパワーはそういう風に捉えてもらえればいいと思います。ルール上(※)有利であった最低重量規制も、昨シーズンのカワサキのストレートぶっちぎりを受けて今年から同一となり、アドバンテージはありません。結局不利な上での真っ向勝負です。



オモシロいでしょ(笑)?




しかもカワサキが速いといっても、故イークン氏のチューンアップしたマシンだけが飛び抜けてただけだったですけれどね。


開発に多少の時間を要すると思いますが、その速度も結局は予算次第という原点にかえります。自分が乗るんですからできる限りの事をやりますが、後ろから押してもらえるとそれだけ早く(速く)なります。



このエンジンを作った方やHRCさんなら苦笑いするような話です。「そんな目的のために作ったエンジンじゃないのに。なんでわざわざ..」と。 以前スーパーバイクを席巻したRVTのエンジンの方が、今でも余程楽に力を出せるでしょうね。それでも私は素晴らしいコーナーリングマシンができればいいと思います。


後、不利な位でないと、、どこぞにすぐルール変更喰らってしまっては..(笑)。








見てみたいでしょう?私がGNCを走れるうちに、そして走りながら開発したいんです。このままつくってもコテンパンです。ハーレーをまくる馬力を得たいし、私はもちろんその先のチェッカー・フラッグ、GNCツインズクラスでの勝利を見ています。一番を目指すんです。これも勉強しました。





本当に多くの事を学んでいます。オール・インしているんです。答えはひとつだけ。


やり遂げるのみ。





世界がなんと言おうと。




「未来」というキーについてはもうひとつあるのですが、これはまた次回に。

※今年、XRは吸入制限(リストリクター)の口径もマイル戦時のみ大きいサイズが使えるようルール変更されている。






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コメント

ん~~・・・
環境に配慮し間伐材でできている。www



コアな世界だす
とにかく応援してるぜぃ。
明日もおいしいお肉を。

  • 2013/05/29(水) 01:12:21 |
  • URL |
  • #222akira #0g9nuhG6
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