ft ダートトラック通信

二輪、四輪の文化、生活、ダートトラックの情報をアメリカ・インディアナ州インディアナポリスから発信。

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エンジン・ビルド

IMG_2697.jpg
カリフォルニアからエンジン・パーツが返ってきました。











「ダートトラック・マシンて何なの?」と考えた時、結局自分で製作してみるしかないとの結論に達し、まさにガレージに転がっていたエンジンに手をつけたのが運の尽きか始まりか。


この国では運転手は運転のみ、メカニックは整備のみ、マーケティングはそれ専門と作業分担がきっちり分かれており、これは最終的には現代において当然の事と思います。とはいえ当地では怪しい東洋人ですし、苦い経験もありますから要所はセルフサービス。KFRは「オリジナルのアイディア、アプローチをもって勝ち(価値)を狙う。」というスタンスでいます。



低予算であっても..というのは本当に厳しい事ですが、それこそが本来の姿でもあったはず。KFRはインディで頑張っています。








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整備における理想と現実について以前書きましたが、この庶民用ヤマハ空冷エンジン、トランスミッション・シャフトからしてWPC処理®を施してしまいました。理想を追求していこうとなると、結局こういう事になります。WPC処理®は耐久性に関しても効果を発揮するので今後を見ていきたいと思います。


WPCshaft.jpg
それにしてもシャフトがこの輝き!
指で撫でてみるとどれだけ表面がスムースになっているか感じます。本当は皆さんに触れてもらえたらいいのにと思います。



WPCrollplaysml.jpg
スイマセン。ついつい回して遊んでしまいます。


今、ひとつひとつパーツに念をいれながら丁寧に組み付けています。



WPC処理®の技術は現在アメリカにも進出して、こうして私も出会う事となりました。こちらでは小川さんにこの技術における裏話を沢山聞かせて頂いています。



WPC処理®日本のサイト
WPC Treatment USA (←英語ですが動画があってイメージが掴み易い。)





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追記:


ダートトラック・シーンでは長年にわたりROTAXエンジンが活躍しました。これは四輪車のエンジンで言えばL型に例えられましょうか。1980年代初頭に登場したこの空冷単気筒エンジン、”ガラ”のデカさはハイチューンドを許容する事を意味し、チューンアップも最終的に680cc前後までボア、ストロークアップされてハーレーXR750とGNCマイル戦を戦う事もありました。



全域にわたって力強く回る600ccのレース・エンジンは、僕の持っていた「パワー=水冷DOHC多気筒エンジン」といったような既成概念を充分に壊してくれたし、日本的に言えばトルク型エンジン、こちらでアメリカンが言う「”パワフル”なエンジンとは何か」という疑問を追求する充分な動機になりました。スプリングフィールドのマイル・トラックをROTAXで走った時の事は今でもよく憶えています。(←実はFTR250でツインリンクもてぎの400mトラックを走るのにとてもよく似た感覚があるんですよ。もてぎのトラックがなくなるという知らせは本当に残念です。)



てな所に始まって、あれよあれよとスケールダウンして今とにかく目の前にあるのがTWエンジン。全てが比較的安価で済み、今となっては誰に注目されるでもなく中古部品も豊富で、そもそも構成部品が少ないこのエンジンは素材にもってこいです。北米ではまだ200ccの新車が生産・販売されており根強いファンがいます。東日本大震災にも影響を受けました。これが起こらなければ、このエンジンに取り組む事もなかったと今は思います。どれだけ走るのかやってみようではありませんか。TTR230に載せるもアリだとは思ったんですが、とにかくユニークでしょ?



このマシンが本来持つ「どこへでも走っていく。」というコンセプトから外れ、僕が知識と経験を持つダート・トラック寄りのテイストに持っていきますが、ストリート・マシンとしての使命を持たせるので、ゴリゴリのレースエンジンにするつもりは今のところありません。バランサーも大抵取っ払いますが残します。排気量のみ249ccまで拡大させます。



そこそこになったら地元のトラックを走らせてみたいと思います。SEVとコンビネーションさせてトップエンドまで回したら...これは久しぶりに笑える(笑わせる)かもしれません。楽しみです。




ひとまず。









コメント

ビールトーク:技術競争力はあっても経営とのバランスがとれていないままやりくりしている企業と、大した技術もなく経営ばかりやたら上手な事でやりくりしている企業。どちらの株主になってどちらの客となるか..。企業内にも様々な立場や意見がある事でしょうね..はてさて難しい。

  • 2012/05/11(金) 22:24:15 |
  • URL |
  • Koji Furuhashi #nlInLFEA
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