ft ダートトラック通信

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Goshen 1/2 mile

時間が少し戻るけれど、先々週末にゴーシェン ハーフマイルを走ってきた。昨年も書いた所、毎年一回のカウンティフェアがあってここゴーシェンはハンパじゃない多くの人が集まる。貴重な時間だから、僕は無駄にしたくなくてなんとしても走りたかった。この週水曜日は僕の好きな場所、シャンペイン・イリノイでレースがあったのだけれどこれはもう、どうにもできなかった。


僕のマシンは、当然まだ部品のまま。金曜日までエンジンは作業台の上にあった。連日遅くまでエンジンワークをして、この日もほとんど睡眠時間をとれないままレーストラックへ向かった。助けになったのはゴーシェンがノース・ジャドスンから2時間程度の近距離に位置している事、過去にこのレーストラックを走っている事、そして、はっきりいって僕にSEVがあったという事!

徹夜組みエンジンは、別にあせって作業を進めた訳じゃない。でも僕自身の作業だから正直心もとない点があった。「本当に大丈夫なんだろうか?」、だからうんと時間をかけて組んだんだ。


で、ピットでブレイク・インしていてもEXパイプからのオイルがちっとも消えない…(笑)。クラッチはレバー握っても切れない。もうぶっ壊すのはごめんだし、イったら続かない。エントリーはワンクラスにして、とにかくチェックに専念した。広大なピットエリアなんだけれど走りすぎて「レースで走れ。」って言われてしまった。ごもっとも。


プラクティス。

なんとローカルでは珍しい25台のクラスエントリー! でも僕は僕なりに走るだけだから特別な事はなかった。このレーストラックはクッショントラックの中では最も素晴らしいレーストラックのひとつだから、すぐに感触を掴む事ができた。←この「感触」が今の僕にはうんと必要な気がしている。

ヒートレース、クラッチは切れるようになっていたのだけれど、スタート直前にレバー握っててもまたつながりだしてエンジンが止まってしまう!両手を上げてスタートの仕切りなおし、今度はスタートできたけれど、誰かがジャンプしてしてしまい赤旗。次でやっとクリアなスタートとなった。僕はクラッチがもつよう祈りながらスタート。三番手でターン2を抜けて、次のターンでインから一人抜いて、その2周後にアウトから一人抜いてトップに立ち、後も僕だけのラインを描いてちぎった。全員掃いた。久々の爽快な瞬間だった。ライダーにとってアウトから抜かれる事程どうしようもない事はない。逆にいうとやった方はそれだけ快感になる。格闘技でいうと、「組み立てて狙った攻撃が全て入る。」といったところか。ショーとしても楽しんでもらえる。


本当はライダーのみんなに知ってもらいたい。マシンはおよそ160キロ前後でも、クッショントラックだからブレーキは一切必要ない。海辺かどこかの平らな砂浜を想像してほしい。そこをオーバードライブ全開のままフルバンクに持っていく。アクセルは終止開いたまま、マシンのバンク角で行きたいところにラインを合わせていく。ハーフマイルは特に速度が違うだけでマシンがスライドしていく事に変わりはない。アクセルは全開のままで走っていくからマシンにはきついかもしれないけれど、本当に爽快なんだよ。比較できる事があるとすれば、今の日本では茂木の400mをヒャクで走る事なんだけれど。一度エキスパートクラスで、もてぎのレンタルバイクでレースをした事がいつだかあったね。あれは正直今でも最も楽しかったレースのひとつ。皆マシンは限りなく同条件だった。


話を戻すと、この日「開けっぱ」で走れるのは僕だけだったので、周囲にも特別な印象をもってもらう事ができたようだよ。裏話をひとつしよう。レースのエントリー表にはライダーの名前と住所地の町名が入り、アナウンサーはそれを元にレースアナウンスをするのだけれど、僕の住所地はなんとゴーシェン!つまり地元になっていた!手違いか意図的か…。でもいずれにしたって僕は外観あまりにも東洋人だしこの周辺でそれは無理があるよ…。

レースに戻ると、とにかく僕はマシンのチェックばかりしていた。ピットには色々な人が来たけれど、マシンの事は気がかりでメインまで気が全く抜けなかった。

メイン。やはりクラッチがへんちくりんな時につながってしまい、スタートを妨げてしまった。しかも2回も。勘弁して欲しいが勘弁なのは自身の整備の問題だから申し訳ない。再スタートもフライングだのなんだので赤旗。ようやくすったもんだしてスタート。僕はまずまずのスタートを決める事ができて混戦をミドル、ハイラインから抜けてファーストラップから二位を確保することができた。但しイン側の路面はもうグルーヴに変わっていて、トラックフレームのマシンと同じようには走れない。幾度かトライしたけれど、余計差を開けられてしまった。で、こうなったらやってやると、荒れたハイラインにマシンを持っていくと、マシンの暴れ方といったらなかった。この速度ではシャシーのフレが更に凄まじく、みるみるウデが上がってしまった。腕に限らず全身にくる。それでもなんとかトップに追随するのだけれど、差はつまらない。そのうちに一度ターン2で激しく振られて飛んでしまい、後続に一台いかれてしまった。後はその抜かれたマシンとのバトルに終止した。トラックフレームマシンで同じラインではいかれてしまう。いわゆるブロックラインはこのトラックでは役にたたない。僕はハイを回りつづけるしかなかった。もの凄くキツかった。横並びバトルになるので見る方からすれば随分楽しんで見れた旨、レース後にたくさん聞いたけれど僕からすれば早く終ってほしかった。アウト側というのは元々それなりにリスクがあるし、実際限界だった。(後でこのライダーとも話したけれど、「見ているだけでもきつかった、DTXがハーフできついのはわかっていたけれど間違いなく僕はあなたのようには走らないといっていた。」)

最終ターンは更に思い切ってハイを狙ったけれど、狙ったラインに思うようにマシンを持っていくことはできず、結局彼を捉えられなかった、真後ろでフィニッシュ。3位。無事だった…。

逃げられてしまったのは悔しかったけれど、DTXマシンでここまでやれた事を「良し」とするしか…とも思う。あと一周あったら追い抜くどころか僕はハンドルを握っていられなかった。


ピットに戻ってくると、来る人皆が走りを喜んでくれたのが僕にとっては嬉しかった。連日の睡眠不足では体がマイってしまったのも仕方ない。レースに持っていくまでできる限りの努力をした。それでもここまで体調を保って走れたのは連日体に使うSEVの効果があったからに他ならない。どう考えても体がレースできるようなような生活じゃなかった! 僕なりのアイディアも結果につなげる事ができたし、少しづつこうして上がってきている。来年はそれらを踏まえて勝ちに行きたい。まあ、現実的にはトラックフレームマシンに乗るのがいいね(笑)。


デモリッション・ダービー(←クラッシュカー・レース)、他フェアーイベントを見て回りたかったけれど、もはや余力は残されていなかった。今回は撤収。自分をねぎらって帰りにウォルマートでTシャツを一枚買った。




Thank you very much.
Kersting’s Cycle, SEV, KADOYA, ARAI HELMET, G2 Ergonomics, Tamo’s Factory, Liberty Tire & Auto Service, Burton, www.tunagu.info, Raimu, Tomboy, Wallows Racing, Japanese Race Fans, My folks.



後談:この日ビンテージクラスを独走しまくったケビンのお父さん、デーブ・アサートンさんから帰り際一言もらった。

「クラッチ直しなさい。」

彼は素晴らしいメカニックでいくつか僕にアドヴァイスしてくれた。



コメント

No title

復活おめでとう。
ケガには気をつけて

  • 2007/08/13(月) 07:30:00 |
  • URL |
  • tatsu #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

No title

サンキュー!

  • 2007/08/15(水) 02:45:00 |
  • URL |
  • 43koji_furuhashi #79D/WHSg
  • [ 編集 ]

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