ft ダートトラック通信

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Extention.



位置を調整できるスィングアーム・ピボット。


ダートトラック・マシンの面白い点は、このジオメトリーの調整機能の多さにもある。とにかく調整式が好き。


フロント・フォークと車体をマウントするトリプル・ツリーのオフセットなども、カートリッジの組み換えで変更できるのが当たり前。とにかくユーザーがアジャストできる幅が広い。(参考ページ)

チェーン・アジャスターといわれる部分に至っても、その調整幅は2インチ以上あったりして、上記同様ホイールベース、ウェイトバランスの調整目的にも使用できる。(チェーンはたいていリンク式で、長さを調整して使用している。)



ダートトラック・レースの世界は1/100秒以上の世界。シンプルな競技ゆえ、こういった調整をライダーのコンフォートのため、自身やメカニックの知識、経験によって調整することがとても大切になってくる。それが1/100秒のアドバンテージに変わる。     



…こともある(笑)。



これらの調整によって単なる、「よく走るだろうという思い込み。」が沸いて、タイムが伸びる事もある。1/100秒の中では、これは充分に変化をする。



だから、レースをするライダーが「気のせいか…」と口にすることは、決して「じゃ気のせいだね。」で片付けたりしない。ライダー各々にあったチューニングをメカニックやビルダーのアイディアと共に進めていく。少なくとも僕はそうするように努めている。この蓄積が差になっていくから。




本当に小さな事、ちょっとの差、それが順位の差になっていく。




ライダーというのは感覚をそうやって研ぎ澄ませていくものだと思う。これらのアジャスターを少し回す事には、時に勇気が必要であったりもする。



おかげでずいぶん自身のものになったよ。





オートバイはライダーによって本当に大きな性能差をあらわすのだけれども、速く走る事、タイムを出す事がその全ての価値であるとは到底説明しきれない。



「どれだけ一体になれるか。」



これがライダーの走りの魅力につながっていったり、結果的にタイムの差、順位の差につながっていくのだろうと思う。




こういう事を考えながら、自分のバイクを見つめる時間というのは、楽しい。


そして実際にネジを回し、”レースを走って確かめる”事は五感に返ってくる。するともっと楽しい。





もう、ずっとそうしてきている。






この競技、飽く事がない。

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