ft ダートトラック通信

二輪、四輪の文化、生活、ダートトラックの情報をアメリカ・インディアナ州インディアナポリスから発信。

Friday 9.12

9月12日(金曜日)はXDL  Rd.5 (スポーツバイク フリースタイル チャンピオンシップ) というのが、今度はインディアナポリス、ダウンタウンのウォー・メモリアル(戦没者慰霊塔)の北側の1ブロックを封鎖して行われていた。



グーグルマップ
を開いて、会場となった以下の住所を検索して見てほしい。


50 E North St Indianapolis, IN 



…まず、「この場所を占有して、こういったイベントを開催してのけてしまう」っていうのが日本の常識を超えている。。隣のブロックは教会だ! 




プロモーターに会えたので、



「よくここ(道路)をクローズドできたね」



って率直に尋ねたら


「大変だった。」


…感服。




XDLは3日間のイベントで、この日が競技の日。ライダーはそれなりに真剣。




こういったスタントライディングは画面で見る事が多いけれど、やはりライブは面白い。





カテゴリーは違うけれど、しっかりこの競技の奥深さを味わせてもらった。ライダーのバランス感覚も凄まじい。(このドシャブリの雨の中、ストッピ-を敢行する!幾度もフロントタイヤがロックしているのを見たよ!) マシンもこの競技にあわせてモディファイがなされていて、これまた非常に興味深いものだった。


プラクティスの時のカット。雨はホントによく降って路面はビショビショ。



日本から単身で果敢にこの競技に参戦しているライダーとも知り合った。好きで追求している。原動力は変わらない。





この模様、詳しくは"Ginzy" 山口銀次郎さん、Nandyさんのレポートが今後何がしか形になると思う。その時はまた紹介したい。



それにしてもアメリカンはノリがいい!ストレートだ。メインプログラムに進む頃には雨も止んで、観客は超満員で盛り上がった。



motoGPウィークエンドはつづく。



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(彼らのおかげで特等席で見ることができた。Thank you very much, Ginzy & Nandy!)

Scene.

ここは元々芸術家が多く住んでいた地域だそうだ。








これが普段のブロードリップル(昼間)。
(ジャンプ台が見えるカナ-。)



道が決して広いわけでは…。

Thursday, 9/11

motoGPウィークエンドの紹介をしておこうと思う。


動画で撮っていたのだけれども、ユーチューブのアップロードがいまいちうまくいかない。(ひとまず動画はmixiにアップしてみた。これはできたようなので見れる人はチェックしてみてほしい。)


まず、GPウィークの9/11(木)は、なんとブロードリップルを1ブロックまるまる閉鎖して、ワンメイク(ジャンプ台)作って、FMXショー! 






ものすごく異様な景色で、痛快だった。これが可能なのがエンターテイメントの国だ。

ブロードリプルのこのブロックは、バーばっかり軒を連ねていて酔っている人も多いせいか、ノリもばっちりだった。



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道路の閉鎖に対しても、バーの経営者は「これならもっと人が集まるから酒が売れる。」と歓迎していたらしい。





Redbullがスポンサーとなって実現したよだ。(実際にはmotoGPのプロモーションだ。)




(加工なし狙い撃ち!これはキマッたでしょう。)






人は面白い場所に集まるものなのだ。

Live motoGP

インディアナポリス・モータースピードウェイからめぐり巡ってお呼びが掛かり、motoGP通訳ボランティアに参加させて頂いた。僕の本来すべき事と少し違う気もするのだけれど、今は大切な時期でこれもまたせっかく僕にきた話なのでありがたく引き受ける事にした。


メディア用のクレデンシャルカードを得て、メディアセンター四階に常駐し、エアコン付き、メシ付き、レッドブル飲み放題の初motoGP観戦となった。「観戦」とだけいえばこの環境は素晴らしいが、相変わらず斜めからの観戦だ…。


50m位はガラス窓が続いているビルの中でメインストレートを見渡す事ができ、おびただしい数のモニターが天井からぶら下がっている。世界中のジャーナリストさん、レースチームのメディア担当さんがノートパソコンをひろげている。(センター内は撮影禁止らしいが…!?)



世界中のスキモノが集まって、まさしくスキでやっている。


モータースポーツを支える大きな力のひとつだと思う。スピードウェイにしたって中に入れば定年したようなおじいさんもたくさん働いている。



そういったおおくのバイク、レース、自動車好きでこの世界は成り立っている。速く走る事のほかに。そういった事まとめていわゆる、「好きな人」を増やす事、が、モータースポーツやそれにまつわる未来を作ってゆくのだろう。僕やあなたにしかできない事もあるんだと思う。







忙しい週末だった。続きはまた。



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・天気予報はずっと雨。ガス・シティを思うとあれこれ複雑だ。



・こちらのレッドブルはかなり眠気に効く。





・メディアセンターからの観戦。響きがいいけれど、エアコン強すぎてさむいし、コーヒー、メシの味は強烈だった。もてぎのランチを見習ってもらいたい。

IF ⑪

本日も雨。

マイル戦開催の行方はいかに。

motoGP in Indy

インディアナポリス・モータースピードウェイに行ってきます。










天気予報は雨です。

Which one do you like?

日本の各社’09モデルがラインアップした。

Honda
Kawasaki
Suzuki
Yamaha

(アルファベット順。)


どれもその開発の努力には脱帽もの。


ぜひオーバルトラックで4車揃えて走ってみたい。

SPRINGFIELD SHORTTRACK RACE

今年も激戦が展開された。        



GNCレースをネットから楽しむひとつに、こんな見方もある。




スプリングフィールド・ショートトラックのタイムドプラクティスリザルト表




総エントリーが94台。タイムドプラクティスにおいて#4クリス・カーが出したトップタイム15.559秒から過ぎる事一秒間のあいだに、71台のバイクがフィニッシュラインを通り過ぎている。




トップタイムのライダーを含めて上位60台までがメインプログラムに進む事ができる。つまり一秒以内のディレイでも予選落ちになるライダーが11台。





プラクティスは4周が3セッション。内セカンドセッションとサードセッションがタイム計測となる。34台はつまり12周走ってここでお終い。また来年。






コンマ一秒のタイムラグがどれだけの順位差を生むか。ダート・オーバル競技がどれだけ激しい競技か想像して頂けるだろうか?






たった4つのターンがあるオーヴァルコースだけれど、ダートトラックはあまりにも不確定要素が多い。 そしてまたそこが面白い。






例えば、プラクティス中のトラックへの散水を例にあげてみる。土は程よく湿っていれば、路面を更に硬く締めてくれる役割を果たす。この間は、素晴らしいトラクションを発生させてくれるけれど、度を越えればタダの泥になって一気にトラクションを失ってしまう。(※1) 部分的には乾いていたり、一部的には↑のようになっていたり、走る人間からすればベストラインばかりが速いとも一概に言えない。天候をも考えれば、プラクティスオーダー(順番)も影響すると言える。




路面は土でできている。バンクのつき方だってあるところは微妙だ。たくさんのマシンが走れば路面も削られ均一とは言えなくなってくる。これもできればいいポイントを拾いたい。しかしこれもプラクティス間の整備中に、微妙に馴らされていって見極めるのが難しい。






マシンの観点からしても、プラクティス中はレーストラックに合わせてチューニング、調整を兼ねる時間でもある。セットをいじればマシンは変化するけれども、必ずしもいい結果(タイム)に現れるとは限らない。4ラップの中で最低限の結果を出すには、やはり最初から全開でいける仕様でなくてはならない。又、「その時そのマシンが」よく走るためラインというのも、必ずしもロードレーシングで語られるセオリー上のラインとは限らない。これを少なくともセカンドセッションまでに決定しておかないとならない。サードセッションではすでにギャンブルの要素が多分に含まれる。






バイクが変わればライディングにも影響する。そしてそのタイムアタック時にオーヴァルを走るのは自分一人だけではない。一度に複数のライダーが小ちゃいコースに出て、↑のような試行錯誤をする中で時計を追うのだから、ラインだって交錯して当然だし、バイクが通り過ぎた後の路面コンディションも変化する(※2)。






…正直にいって全てをこの瞬間に読みきるのはあまりに難しい。




それでも速さを少しでも確かなものにしてくために、経験を積んで、マシンを速くして、あらゆるコンディションを速く走ることができるようにしていく結果が、たったこれだけのタイム差になる。





タイム計測がなぜ1/1000秒単位なのか、察しが少しでもついてくれれば、このログを書いた事が報われるかな。



(メーカーが、ニューマシンの売り口上に「…前年比100グラムの軽量化に成功した…」云々と書いてあったりするのも、1/1000秒すら詰めたいこのレベルなら全くガテンしてもらえると思う。)






で、その60台で、ヒートレース6回やって、上位2人、計12人が決勝へトランスファー。残りはセマイファイナル行き。セマイは4レースやって勝者のみが決勝16台のグリッドへ進む。






そして表彰台が3人。






勝者が1人。







ずーっと変わってないけれど、それでも思う。








なんて世界だ。わかっててもそう言ってしまう。








決勝は#17ヘンリーが逃げ勝っちゃったにしても、そこへ到達するまでで十分激戦であることがわかってもらえると思う。







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ftを読んでくれている人の多くなら、日本人ライダーの#30iズーミー、#88Eエトキンの速さを知っていると思う。タイムドプラクティスの結果は、彼らが充分な速さに至らないという見方、書き方もそれはそれであるかもしれないけれど実際にはそうではなくて、更に貴方の想像を越える速さでもっと速く走っている連中の世界があるって事なんだ。その「もっと速く」ってのは、それこそたった一秒間の中での差であり、つまりそれがナショナルであるという事。本当に少しの差なんだ。でもそこには膨大な労力、というかキャリアを積み上げてきた上での結果といえる部分…本当に多くの要素が含まれるんだ。






だからGNCを目指す人間はオーバルを回るためだけに365日24時間を費やす。僕はその価値が十分にあると思っているからやっている。今回参戦すらできなかったけれど、それでもレースをしてるよ。僕は。これらを思い知る事ができるのがUS参戦であり、またその経験が僕らを速くしていく。







勝つまでやる。負けてまた学ぶ。勝てた時はそれを喜び、その喜びを得たいがためにまた走る。ずっと繰り返している。究極的にはモータースポーツのほとんどが、一位の人間以外はみな敗者と見なされる世界。追求は絶対に止まらない。




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これがダートトラックにおける頂点の世界だ。↑に示したタイムドプラクティスの表や@THE WIRE / LIVE TIMING から二次元でもそんな世界を感じてもらえると、またひとつ楽しみ方が増えるかもしれない。ほぼ毎ラップのタイミングでアップされるよ。時差がきついけれど、起きていられれば見てみて!





「そんなんわからん。」て人はやっぱり生で観戦が一番!




見においで!3次元はもっといいよ!







(※1 ああは書いているけれども、スプリングフィールドの散水車とオペレーターの散水テクニックは一流も一流で、走れなくなるほど不安定なスポットはまず作らない。万が一作ってしまったとしても、レースディレクターのモアヘッドさんがしっかりライダー目線でチェックしている。)


(※2 ここまで書いてんのに、それだってのにトップタイムの連中、プラクティスをいわゆる「中古タイヤ」で走ってたりする。「新品タイヤは決勝(25周)用にとっておくんだ。もったいないから。」(某「超一級」GNCメカニック談)


IF Ⅹ

スプリングフィールド・マイル戦初日。






ランキング2位#3ジョー・コップも、ランキング3位#42ブライアン・スミスも壊れて5,6周でレースを終えてしまった。HDファクトリー、#1ケニー・クールベスには出来過ぎな位の運が付いているのか。。。






チャンピオンシップ・シリーズポイントを6ポイント差で追いかけていた#3コップは昨日一気に差を広げられてしまった。その14ポイント後ろに#42スミス。



今日のマイル戦、ダブルヘッダーを含めて残り4戦。








チャンピオンシップから目が離せない。








#1クールベスには恐縮なんだけれども、最終戦までもつれてくれ。 その方が面白い。








↑今の本音。 (僕だけではないはずだ!)







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スプリングフィールド・ショートトラックについてのコメントも書いた。これはまた。

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