
こっちだった。まいいか。

まあ、看板と違うとかいわないで。

ジョリエットの駐車場にて。あれこれ色があってオモシロイ。
ジョリエットが終ってからの翌週は、カースティングスの面々はハーレーのニューモデルショーを見に、ナッシュビル・テネシー(インディアナ州の南隣り、ケンタッキー州のもひとつ南の州)へ走っていった。毎年エラク遠い場所で開かれるので一部の人間しか行かないのだけれど、今年は比較的近いって事で一部を除くほぼ全員が車やらバイクやらで走っていった。(それにしてもハーレーはうまいよね。カタログ見たけれど08は憎いデザインもあったな。)
で、お店は月曜から水曜までクローズ。僕も見物に行くのもいいなと思ったのだけれど、外に出ればどうしたってお金を使ってしまう。修理代のこともあって今回は留守番する事にした。
全く不思議なリラックスタイムだった。レースバイクにも触らない(実際触れない)。次々にやって来るハーレーノイズもない。人の出入りもない。とても静かな数日だった。
ジェイソン、ランディは気を使ってくれて、「そこらを走るならバンよりガス代の節約になるから乗ってれ。」僕にカワサキの900を預けてくれている。
で、おかげで週前半は静かなリラックスしたデイオフを過ごす事ができ、このカワサキでそこらを走り回ってストリートライドを楽しむ事ができた。(勘違いされても仕方ないけれど、それしかないんだよ。)日中は30度を越すとても強い日差しがあるのだけれど、夜はTシャツでは寒いくらい。乗っている時に通り雨に降られたりしたけれど、バイクライドにもってこいの日和だった。(※ちなみにノーヘルで雨に降られると、顔にあたる雨粒は連続ビンタのように痛くてまずまともな速度を保てない。こちらの雨粒はなんだかでかい。)信号もない程の田舎だからもちろん渋滞はない。ずっとハイウェイ。
昨夜は町に一件あるレンタルビデオ屋さんで、ニコラス・ケイジ主演(←#48xサミュエル・ロウに似ている)「ゴーストライダー」を借りて見た。なんというか、カッコいいライダーが主役の映画ってのはいいよね。悪からの力を得て戦うところは仮面ライダーにも近いね。今の仮面ライダーはちょっとわからないけれど。本当に小さい子供の頃に「僕が仮面ライダーだったら…。」という夢をみたりしたものだけれど、今の子供にそういう夢を見れる環境はあるのかな?なんだかとても少ない気がする。結構「正義のヒーロー」モノは幼少期の少年に大切な気がするんだな。
で、映画に感化されてかどうか写真を撮って遊んだ。
ネタは自分しかいないからそれは堪忍。

最近の狙いがこういうハプニングショット。写りはどうでもよくなっている。(飛行機雲がもっと長いとよかった。)

この道の先に、踏んだり蹴ったりのもう形のわからない四足の死骸が転がってた。
※それからくれぐれもアメリカの、しかもうんと田舎だからこういう事のできる環境があるのであって、くれぐれもそこらで真似をしないように。
※Kyo ! Emailください。
先々週末はジョリエットヘ行ってきた。雨で延期されたのがこの日になったので丁度よかった。町から最も近いGNCレースだから少し気楽な面がある。まあ、2時間かかるのだけれど。
それからここは、以前紹介した通り、ドラッグレース用のトラックとNASCAR用のアスファルトオーヴァルがある。翌週にはNASCARレースが行われる。シカゴエリアの広大なレーストラックスペースになっている。レーストラックは本当にスムース、フラットなクレイトラックで、日本にもこんなトラックがあればなあという感じ。(日本にはクッションのハーフマイルも欲しいのだけれど、これはホコリ、飛び石が凄いので見世物として最初からはキツイよね、スキモノでないと。)
ここはハーフマイルでGNCツインズとGNCベーシックツインズが行われた。
ベーシックツインズについては知っているかもしれないけれど、エキスパートクラスに昇格して3年以内のルーキー、GNCポイント取得をしていない人などが参戦するための今年新設されたクラス。マシンもツインシリンダーなら排気量はとやかくいわれていない(※)。なのでカワサキ650だのアプリリア550だの883だのツインモーターなら参戦できる(コストダウンや安全のためにできたクラスのようだけれど、XR750が出ていては結局同じな気がする。リストラクターや重量でバランスをとるようだけれど、結果は見れば同じ、XR750が抜けている。)(※排気量については詳細調べていないのでそれなりに。)
ところで、今年からハーフマイル、マイルのGNCツインズへの参戦はGNCライセンスを取得していなければならない。プロエキスパートクラスはショートトラックとTTのみの参戦が可能となる。安全への考慮という名目になっている。(なのになぜかチェザは16xを付けたままツインズを走っている。)プロエキスパートたちが軒並みGNCクラスに昇格したのはこれが理由だった。
とにかく僕はGNCツインズのハーフマイルとマイルを走れないって事だ。走るにはベーシックツインズから始めなければならない。ま、いずれにせよマシンがない。
フガフガモガF〇△□×☆エフXえふfUFフォフさのばFBTCFKおF!!!!!(この後約20分間愚痴モード…)
…OK,もう少しポジティブに行こう。僕はナニゴトも頑張っている。チャンスもくるさ。うん。
レースの話をしよう。
ヒートレースの抽選が最悪だった。名物GNCファイナリストたちが軒並み同じ組に入ってしまった。酷すぎる。(※予選レースはくじで組が決まる。だけれど大抵GNCファイナリスト達は綺麗に組が散る。なので決勝ではきっちりスピードを持った役者が揃う事になる。)
決勝は、ミーズが一人逃げた。ライマの時といい、はっきりいってマシンが他よりえらく走ってつまらない。コップは最低のヒート組、セマイでスタートミスってなんと予選落ちした(←このセマイ、勝ったのはチェザ!)。カーもヒートでスタートをミスったせいでセカンドロウスタート、中盤の団子の中を抜けられなかった。
「そんなはずはない。」
という点がいくつかあって僕をしらけさせた。レースショーとして正直つまらなかった。抜きあい刺し合いがない。せいぜいあったのはヒートまでだった。これならMOTOGPの方がTVで観てて面白い。おかしい。こんなにつまらないはずはない。ジェイクが3位、ブラスミは2位でクルベスも4位につけている。なんというか新しい世代が占めた感がある。
ライブアイスポーツ(www.liveisports.com)が値下げになって1.99ドルで観れる。カメラアングルがもっと豊富だから面白いかも。興味ある人は見ておくれ。昨年のシリーズからDVDで購入できるようにもなってるよ!ペイパルが利用できるのでセキュリティも問題ない。彼等のライディングを観察するにはいいはずだし、新たなヒントにもなるんじゃないかな?
僕はさっさと帰った。ライブアイスポーツのブースで綺麗なねーちゃん達とダベってたのが最も面白かったかな。
うーん、ひでーなこりゃ(笑)。
例えば僕が生まれて初めてここに来てGNCレースを観戦したのなら、もっと違ったふうに書いただろう。ホントひでーなこれ。走れないでいるから腐った視点でいるのかもしれない。
真面目にFTを読んでくれている人がいたらこれはボツです。
何かの間違いです。
悪ノリです。
ギャグです。
次いってみよう。
追記:ベーシックエキスパート勝者の23Pはジャスティン・ハンナ。彼が乗ったXR750はGCRのダスティン・クロウが乗ってるマシン。一緒に走っていたから彼のうまさ速さは良く知っているし、TFも知っている。とてもいい少年でキャラクターなのでこちらでは定評がある。未来のシーンを支える一人だ。それにしてもああいうツナギデザインが現存する事は凄いね(笑)。そういった全てが彼を表しているのでまた憎めない。
追記その2:最近、ルールというものについてよく考える。ルール、規則とか法律とかマナーとかそんなあたりをまとめて全部。レースから普段の生活から何から。アメリカンの価値観(モータリゼーション、ハーレー、気質、生活、金銭感覚、ビジネス、教育、恋愛観などあれこれ漫然と)、これはもともと移民の国だから全く掴みどころなんかないのだけれど。日本より平均化されてないとでもいえばいいのかな。貧富の差も比較的あるし、人口も多い。国土も広い。人の営みはどこへ行ったって変わらない訳だけれど、違う言葉を喋っているくらいだからやっぱり異なる点も多くあるんだよ。優劣の話じゃないよ。


決勝前の準備にかかるライダー。 ↑が#66ローダー、下は#3ジョー
来週はしばらく音信普通。よろしく。

JR・シュナベル機。有り余るパワーはディープクッションで炸裂。

クリス・カー機。タンクの保護カバーは皮製。
写りが悪いのは許しておくれ。正直もうあんまりこだわってないんだな。実際暗くて難しかったし見る人はすでに見ているだろうしね。